タクシーの運転手はなぜ白い手袋をはめているのか?

これが答えだというものは存在しない

日本のタクシーの運転手の身なりはとてもしっかりとしています。特に白い手袋の清潔感は諸外国のタクシーではまず見られないものといえるでしょう。では、なぜタクシー運転手は白い手袋をはめているのでしょうか。

実は、これが正解だというものはありません。たとえば、高校の先生に「なぜ生徒たちに制服を着せるのか」と聞いても、「そう決まっているから」という答えが返ってくることが多いように、タクシー運転手に「なぜ白い手袋をしているのか」と聞いても、答えはやはり、「会社の規則だから」となり、場合によっては運転手が「なんででしょう」と首をひねってしまうのです。

ただ、タクシーの運転手たちが経験として「やはり白い手袋をしておいた方がいいな」と感じる場面はいくつかあり、納得してはめている人がほとんどでしょう。

白い手袋は対向車や歩行者から認識されやすい

白い手袋のよさが発揮されるのは具体的にどのような場面かというと、まず、一台のタクシーを複数のドライバーで共有していて、そのうちの一人が手に汗をかく体質だったり、脂性でハンドルがぬるぬるしているという時です。中には、そもそも人が触ったものに素手で触れられないという運転手もいるので、そういう人は会社のルール関係なしに手袋は必須といえるでしょう。

道を譲ってもらったときに手を挙げて、相手も気づいてくれて同じように手を挙げてくれたり、あるいは歩道を横断したそうな人を見つけて、手でどうぞとアクションしたとき、すぐ理解してくれたというのも、運転手が白い手袋をはめてよかったと感じる場面です。白は遠くからでも識別しやすい色なので、手で合図をしたときに相手に伝わりやすいのです。

役員運転手の求人は件数が多いので、労働条件や報酬を十分に見比べることが大切です。休日の日数もチェックしましょう。